願いが叶う最強の言葉「真言:マントラ」ご利益最強の真言はなに?

・真言(マントラ)

真言(マントラ)とはなんでしょうか?願い事を叶える最強の言葉が「真言(マントラ)」です。今回は真言のお話です。

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真言(マントラ)とはなにか

仏教には「咒(呪)」という特別な言葉があります。大まかに分類すると、呪文、密呪、明呪、真言、陀羅尼と言われるものがあります。
普通のお経の中にも「咒」に分類されるものがありますが、ここでは特に短いお経のことを「咒」と言います。

代表的なものは「真言(マントラ)」「陀羅尼」と呼ばれるものです。
真言というのは一字に千里もの意味や功徳を含んだ短い呪文のことです。この真言を少し長くしたものを特に「陀羅尼」と呼びます。

弘法大師空海が開いた仏教の宗派に「真言宗」というものがありますが、この名前にも用いられるほどに、「真言」の功徳や真実が重要視されていたのが分かります。

真言や陀羅尼というのはその一文字一文字に仏菩薩の理想や八万の教えが凝縮されているとてつもなく強力な言葉です。

空海は『般若心経秘鍵』という書の中でこう言っています。
「真言は不思議なり。観誦すれば無明を除く。一字に千里を含み、即身に法如を証す」
※仏の姿を心に思い描きながら真言を唱えれば、この身体のまま悟りを得ることができる

 

 

古代インドから祈りに使われてきたマントラ

古代インドでは、神を讃え、幸福の祈りを捧げるのにマントラが唱えられていたといいます。この呪文的な言葉が仏教と結びつき、様々な仏の真実の言葉として真言は発展してきました。

それぞれの仏様の真言を唱えることによって、それぞれが持つ功徳を受けることができるのです。

真言は修業の行法の一つであると同時に、開運や病気平癒、出世、成功、商売繁盛といった現世利益を叶えるという側面もあります。

 

明王とは真言を身につけた王のこと

仏には「明王」という位があります。不動明王が有名です。この「明王」という言葉には「真言を身につけた王」という意味があります。
すなわち明王とは、真言の威力を持ってしてその偉大な力を受持しているといえます。
また、「真言」とは、あらゆる一切の真実ですから、明王はその真実を守護するもの、つまり仏法を守る存在ということもいえます。

 

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真言の霊験:信じられないような奇跡を起こす

真言の一字は命を懸けて守られてきた

仏教の教えを守るものの中には命をもかけた人たちがたくさんいました。

雪山童子は、鬼に自分の身体を与える約束をして、鬼から偈を聞きだし、これを書き残してから身を投げたと言います。

愛法梵志は、わずか一行の法を求めるために自分の皮膚をはいで紙とし、骨をもって筆を作り、血液をもって墨に変えてその経を書き写したと言います。

過去の諸師諸仏が命をかけて守られた尊いものが、一仏の名号であり、一字の真言なのです。

だから、その名号をとなえ、真言を讃すれば計り知れない功徳があると言われます。

 

弘法大師空海がその超人的な能力を獲得したのも真言の威力

虚空蔵求聞持法と呼ばれる修行法があります。これは百日かけて虚空蔵菩薩の真言を百万回唱える修行法です。これを修するものは超人的な記憶力を身につけることができると言われます。

空海も、この修行法を高知県室戸岬にある「御厨人窟」(みくろど)という洞窟で修し、百万回唱え終わったとき「明けの明星が口に飛び込んできた」と書物に書き残しています。

 

※空海が修業したと言われる「御厨人窟」の中からの撮影。この朝日を空海も見たのでしょう。
(※撮影は洞窟閉鎖前)

蒙古襲来を救った神風を起こした真言

学生の時、歴史で「蒙古襲来」という出来事を習ったと思います。

鎌倉時代のモンゴルによる日本襲来の話しです。

このモンゴルの襲来を救ったのは「神風」と言われていますが、
この時、真言律宗の叡尊(えいそん)という僧侶が500人以上の僧侶を引き連れて、
石清水八幡宮の神前で陀羅尼の読経を行い、

「東風を持って兵船を本国に吹き送り、人を損なわずして乗るところの船をば焼き失わせたまえ」

と祈ったと言われています。

叡尊が帰山した翌日、
大風で蒙古軍の兵船がみな破損したことを知ったそうです。

このとき読まれた陀羅尼が

「尊勝仏頂陀羅尼」と言われます。

ノウマク・サンマンダ・ボダナン・カロン・ビギラナハン・ウシュニシャ・ソワカ

煩悩を除き、罪障を消滅させ、延命、病気平癒、諸願成就など、あらゆる心願に多大な効力があると言われています。

 

不動明王の真言の威力

不動明王秘咒一切成就法

不動明王にはいくつか呪文があって、
その中の火界咒という咒を唱えれば、一切の魔軍を焼き尽くし、大魔王を降伏させあらゆる諸願が成就すると言われています。また、この咒を唱えるものは十二天(東北の伊舎那天、東方の帝釈天、東南の火天、南方の閻魔天、西南の羅刹天、西方の水天、西北の風天、北方の毘沙門天、上方の梵天、下方の地天、日天、月天)に加護され、不動明王の眷属である矜羯羅童子(こんがらどうじ)と制多迦童子(せいたかどうじ)などがお釈迦様を敬うかのように、奉仕してくれるといいます。さらに、この咒を受持するものは地獄に落ちることもないと言われます。

 

星の巡りあわせの悪さを解消し災厄を全て払しょくする真言

消災咒というお経を唱えると、仏の大きな威徳の光により、星のめぐりあわせによる災厄がすべて払しょくされ、運命が好転し、吉祥がもたらされるといいます。

これはインドの方の占星術をバックボーンとした考え方ですが、実際、星の災厄を消す力があるようです。

ただし、良い運気も全てクリアにしてしまうので、その後にしっかりと神の加護や良い運命を呼び込む何かしらの行為は必要のようです。

 

野生のトラを手懐ける真言の力:御仏の御名も真言になる

昔、中国に華林禅師という方がいました。
この方は二頭の野生のトラを侍者にしていたといいます。

ある人が禅師に、どのようにそのような力を手に入れたのかと聞くと、禅師は答えられて曰く、「心に常に観音様を念じていることによってだ」と答えました。

禅師は毎晩坐禅をし、途中坐禅に疲れると山中を観音様の名前を唱えながら歩き回るという修業をされていたそうです。

仏の御名には真言と同じような功徳があります。

南無観世音菩薩

南無大日大聖不動明王

などと心中で、あるいは声に出してお唱えすることによっても、

多大なご利益をいただくことができます。

 

真言の功徳 その他

・もし、精心に真言を唱えれば、八難の怖畏を除去し、諸々の魔軍をうち破り、一切の重罪を消滅させる
・もし、よく真言を受持するものがあれば、長く悪趣を離れ、常に十方の諸仏に守られ、無上の悟りを得られる
・もし、混乱の時代にあっても真言を誦すれば、刀などの武器にも害されることなく、水火の難を逃れる。さらに、もし百八遍を誦すれば百劫の罪を消滅させ、一千遍誦すれば心願が思うとおりに成就する
 
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真言の本当の力はその波動にあり:五種不翻

真言や陀羅尼にはそれぞれに訳文がありますが、その「音」そのものに力があるとされています。

これには、西遊記でおなじみの三蔵法師がインドから中国にたくさんの仏教経典を持ち帰り翻訳に当たった際、その正確性を期すために5つの翻訳のルールを設けたところに現在の形の真言・陀羅尼に起源があります。

そのルールとは

 

①秘密を守るために訳さない

②もともとの意味が多すぎて訳せないものは訳さない

③当時中国に存在しなかった意味の言葉は訳さない

④先例に従って訳さない

⑤聖なる言葉の響きを尊重して訳さない

 

という5つのルールです。これらの意味を具体的に知る必要はありません。

ただ、訳さなかったものは、聖なる音として尊重して、

その音そのものに意味があり力があるとして、

そのまま受け継がれてきたということです。

ですので、真言や陀羅尼の細かな訳にはあまりとらわれずに、

その音と心中のイメージ(真言や陀羅尼で説かれる諸仏)を大切にしていきましょう。

 

 

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身近な言葉も真言(マントラ)になる

真言というのはあらゆる一切の真理を凝縮した言葉です。そのため、一般的な言葉は簡単には真言にはなり得ません。

しかし、ポジティブで波動の高い言葉であれば、真言としての力を発揮していくれることもあるでしょう。

・ありがとう
・感謝しています
・愛しています

この3つは日常言葉の真言として使えるかもしれません。

 

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アファメーションは真言(マントラ)?

アファメーションというのは潜在意識を書き換えるための言葉ですが、これは真言の定義から大きく外れてしまいます。

やはり、アファメーションはアファメーションとして、真言は真言として分けて行っていった方が良いと思います。

 

自分を変える「未来の物語を語り聞かせる」技法!アファメーションの心理学
アファメーションとは肯定的な短い言葉のことです。アファメーションには潜在意識を書き換え、自分の心を変え、生き方を変えることができほど強力な力があります。「変えたい自分がある」「人生を変えたい」という人には絶対に外すことのできない技法です。アファメーションを日常に取り入れていくことで、運気がどんどん良くなり、世界が変わっていきます。

※アファメーションの参考記事

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ご利益最強の真言はどれ?

 

それでは、御利益最強の真言はどれでしょうか?

答えは、どの御仏の真言も全て最強クラスの御利益があります。

後は、真言にはそれぞれ違ったご利益がありますので、自分がなにを求めているのかによって選ぶ真言を変えると良いと思います。
※どの真言にもすべての御利益が含まれますが、各真言には特に特化した功徳が挙げられています。

 

もし、特段ないようでしたら、自分の守り本尊となる仏様の真言を選ぶのが良いと思います。


守り本尊はこちら
生まれ年による「守り本尊」とそれぞれの真言(マントラ)
それぞれの干支には守り本尊というものがあります生まれ年による私達の守護本尊です。こんかいは守り本尊のご真言(マントラ)と、それぞれの簡単な特徴を書いていきたいと思います。

また、そうはいっても、「どれか一つおすすめを知りたい!」という方のために一つ選んでご紹介するとしたら光明真言という真言です。

この真言は仏教の中で最高位に位置する「大日如来」の真言であり、平安時代から唱えられていると言います。また、仏教の宗派を越え広く読まれている真言でもあります。

光明真言は全ての諸仏の総真言ともいわれていて、これを繰り返し唱えることで過去の罪障の消滅、災いの除去、福徳招来、などの現世利益から、地獄に落ちることなく極楽浄土に往生できるなど、死後までも救われる無限の功徳を得ることができるとされます。

 

【光明真言】
オン アボキャ ベイロシャノウ マカボダラ
マニ ハンドマ ジンバラ ハラバリタヤ ウン

 

 

 

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真言や陀羅尼でよく使われる言葉

真言や陀羅尼ではよく出てくる言葉があります。

以下、いくつかご紹介します。

ノウマク:「南無」と同じ意味で、「仏様に帰依します」という意味があります。
オン:こちらも「ノウマク」と同じで「仏様に帰命します」という意味があります。漢字では「唵」と書きます。
サンマンダ:普遍的に、広く、あまねくという意味があります。
ボダナン:無数の諸仏を意味します。
ウン:「フーム」とも読みます。「あうんの呼吸」の「うん」ですが、その字義は広義に及びます。漢字では「吽」と書きます。
ソワカ:「成就あれ」「めでたし」などと翻訳されますが、訳さないことも多いです。インドなどでよく聞く「スヴァーハ―」という言葉と同義です。
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最後に

 

真言を唱え、心に諸願を祈る時、
霊験あらたかなることは明らかです。

人生のあらゆる場面で真言を活用できるように、
常日頃から真言と共に過ごしてください。

 

おまけ:咒と呪の違い

真言というのは仏菩薩の教えであり神聖な物。そこに「呪い」という意味が含まれてはいけない。そのことから「咒」という漢字を用いるのだといいます。

 

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